エッセンシャル・オイル(精油)について

アロマテラピー

植物の花・葉・果皮・樹皮・根・種子・樹脂などに含まれる、
天然素材である揮発性の有機化合物を
エッセンシャル・オイル(精油)と言い、
特有の芳香を持つものが多く香料として
アロマテラピーなどで使用されます。

香りの歴史は古く、古代エジプト時代から存在し、
神への捧げ物や儀式・病気の治療・媚薬・
皮膚の保全などにも利用され、十字軍の遠征
によりバラ水やスパイスなどがヨーロッパに広まり、
また大航海時代に起きた数多くの戦争は、
世界規模に広がった香料貿易を独占する為に
起きたとも言われています。

このように、香料はキリスト以前の古代から重宝され、
時代とともに香りの文化も成長し発展していったというわけです。

そして、20世紀に入ると、精油を科学的に分析・検証して、
心身の健康に役立てようとする動きが始まり、
イギリスやフランスなどのヨーロッパの専門家により、
アロマテラピーとして体系化していったということです。

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エッセンシャル・オイル(精油)の分類

エッセンシャル・オイル(精油)は主に、下記のように分類されます。

フローラル(花)系
花から抽出するものがほとんどで、華やかでやさしい・甘めの香りがします。
(一部、葉から抽出するものもあります)

シトラス(柑橘)系
柑橘類の果皮から抽出した精油は、
フルーティー・さわやかで水々しい香りが特徴です。
(柑橘系の果実以外からのものもあります)

ハーブ系
ハーブの葉や種子から抽出したハーブ系の精油は、
少し薬草っぽいさわやかな香りです。

ウッディー(樹木)系
木の樹皮・葉や小枝から抽出した精油で、
ひんやりとした渋くて深みのある香りがします。

スパイシー(種・種子)系
花の種や種子(果実)から抽出した精油で、
印象に残るピリッと刺激があり爽やかな香りがします。

レジン(樹脂)系
木の樹脂から抽出した精油で、濃厚で重い香りが特徴です。

エキゾチック・オリエンタル系
エキゾチック・オリエンタル系の精油は、
ムスクなどの動物性香料に似て甘く重い香りがします。


因みに、アロマテラピーで使用する精油は、医薬品ではなく雑貨扱いになります。
精油同士をブレンドした場合は、雑貨扱いになるので問題ありません。

また、医薬品・医薬部外品・化粧品の製造・販売は、
薬事法による許可が必要になりますが、キャリアオイルの中には
化粧品として売られている商品もあります。

もし、それらのキャリアオイルと精油をブレンドして販売する場合は、
薬事法違反になるので注意が必要になります。

そして、サロンなどで、それらのキャリアオイルとブレンドした精油について、
効果・効能を口頭で説明したり、それらに紹介表示をつけたりすることは、
薬事法に触れることになります。

それと、いくら雑貨といえども、
ブレンドするという事は商品を製造するという事になるので、
もしその商品を販売・使用して相手の健康に支障を起こした場合は、
PL法(製造物責任法)により損害賠償責任が生じるため、
充分な注意が必要になります。

それから、まず飲む人はいないとは思いますが、
精油には経口毒性があります。
飲むと最悪の場合死に至るケースがあるので、
学習をする際にはこれらの事も頭に入れておく必要があります。

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アロマテラピーとは

アロマテラピーとは、植物の花・葉・果皮などから抽出された
エッセンシャル・オイル(精油)を用い、心や身体のトラブルを
穏やかに改善・回復し、美容や健康増進に役立てようとする自然療法です。

そして、精油に関する正しい知識を持って顧客にアドバイスしたり、
心身共に癒しを提供する香りのプロフェッショナルを、アロマセラピストと言います。

近年、私たちを取り巻く環境を考えると、
社会や職場はもとより家庭内でも様々なストレスの原因が存在します。
最近は癒しというキーワードが幅広い世代で認知されており、
アロマテラピーはそのストレス社会で疲弊した心身のバランスを
取り戻すための一つの手段としても、益々需要が拡大しています。

アロマテラピーの活用法としては、
精油をキャリアオイルで希釈してアロマトリートメントをしたり、
アロマポットやアロマキャンドルなどの専用器具を使用し芳香浴を行ったり、
アロマオイルを含んだお湯で全身浴・半身浴・手浴・足浴を行ったり、
香りの湯気を吸入したりする等の方法があります。

アロマテラピーの認知度が次第に高まるにつれ、デパートや
専門店などでもアロマテラピー用の商品も多く目にするようになっています。

特に資格を取得してアロマ関連の仕事への就職を目指している方は、
アロマテラピーを一度ご自分の生活の一部に取り入れ試してみるというのも、
理解する上での一つの方法かもしれません。

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アロマテラピーの資格

基本的にアロマテラピーには、国家資格や公的資格というものはなく、
民間のスクールや団体が主催する講座に伴う修了認定資格という位置づけなので、
必ずしもアロマテラピーの仕事をすることに資格は必要ありません。

しかし、 多くのアロマ関連の求人では、有資格者を優遇するケースが
多く見られますので、アロマ関連業種への就職を目指す方にとって、
資格取得は必須とも言えるかもしれません。

特に、将来独立開業を目指す方にとっては、
ご自身が身につけた知識を客観的に認知してもらい、
顧客への信頼性を得るためにも、資格を取得することは大変有効になります。

また、アロマテラピストを目指す方には、アロマに関する知識幅広い知識だけではなく、
体のメカニズムを学んだり、ボディトリートメントの実技能力を求められたり、
人と接客する為のコミュニケーション能力なども必要になってきます。

このように、多岐に渡る学習内容を、独学だけで学ぶのは非常に難しいと言えるため、
民間のスクールや団体が主催する講座で学習される事をお勧めします。

アロマテラピーの主な資格は、(社)日本アロマ環境協会(AEAJ)・
日本アロマ コーディネーター協会(JAA)などの、複数の協会により
認定されており、それぞれの協会で資格の種類や内容が異なります。

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アロマテラピーの資格記事一覧

 

(社)日本アロマ環境協会(AEAJ)による資格には、下記のように4種の資格があり、その検定内容・目的は下記の通りになります。◆アロマテラピー検定2級アロマテラピーを楽しみ、健康維持のために用いる知識を問います◆アロマテラピー検定1級アロマテラピーを家族や周囲の人々とともに楽しみ、健康維持のために用いる知識を問います◆アロマテラピーアドバイザーアロマテラピーの効用の知識を持ち、安全性や法律面から正し...

 
 

日本アロマコーディネーター協会(JAA)は、下記の様なアロマのライセンスを発行しており、それぞれの内容は下記の通りです。◆アロマコーディネーターライセンスアロマに関する正確な知識を備え、アロマを安全に生活に取り入れることができる方であることを示す、最もベーシックなライセンスです。ライセンス取得者は、アロマショップやサロンの開業、アロマ関連セミナーの開催など、アロマを広く普及・啓蒙するために、ライセ...