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司法書士について
例えば、自分が家を買ったとしたら、土地や建物の場所・所有者の氏名・担保権等の権利を、登記簿に記載(不動産登記)する必要があります。
自分が会社を設立しようとしたら、申請書類や提出物を用意して法務局に設立の手続きをする必要があります。
そういう時に、法律文書を作成したり、登記手続きを代行してくれる専門化が、司法書士です。
例として、司法書士には、大きく分けて下記のような業務があります。
・登記業務
(家を購入したときに行う建物の所有権移転の登記手続きや、会社設立時に行う法人登記などの商業登記業務など)
・書類作成業務
(裁判所に提出する書類や、会社間で取引を結ぶときに作成する契約書、問題が起きたときに相手方に送る内容証明書など、あらゆる法律文書の作成業)
・企業法務
(特に中小企業などの法務アドバイザー)
・成年後見
(特にお年寄りや障害のある方など判断能力が不十分な方の為に家庭裁判所が選任する法定後見、将来判断力が衰える場合に備え自身が選任する任意後見など、安心して生活できるように法律面からサポート)
・簡易裁判所訴訟代理関係業務
(140万以下の簡易裁判所で審理される事件に限り、弁護士と同じ権限で債務整理等の訴訟代理や法律相談を取り扱う事が可能)
言わば、身近な暮らしのトラブルを法的にサポートする、"街の法律専門家"としての役目を果たしているのが、司法書士ということになります。
司法書士の試験について
資格名 | 司法書士 ![]() |
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資格の種類 | 国家資格 |
受験資格 | 年齢・学歴・国籍等に関係なく、誰でも受験可能 |
試験期日 | 年1回、7月上旬に筆記試験 10月中旬に口述試験(筆記試験の合格者のみ) |
試験内容 筆記試験 |
1.午前の部 (2時間・マークシート方式:計35問) [試験科目] ・憲法:3問 ・民法:20問 ・刑法:3問 ・商法:9問 2.午後の部 (3時間・マークシート方式/記述式) [試験科目] ・民事訴訟法/民事執行法/民事保全法:7問 ・司法書士法:1問 ・供託法:3問 ・不動産登記法:16問(マークシート方式) ・商業登記法:8問(マークシート方式) ・不動産登記法:1問(記述式) ・商業登記法:1問(記述式) |
試験内容 口述試験 |
[試験形式] 口述式 各自指定された時間に1人ずつ2人の面接に口述で回答を求められます (1人あたり10〜15分程度) [試験科目] ・不動産登記法 ・商業登記法 ・司法書士法 ・司法書士の業務を行うに必要な一般常識 |
合格率 | 4〜5% |
最終合格者発表 | 10月下旬〜11月上旬 |
受験手数料 | 8,000円 |
実施場所 | 「筆記試験」 札幌、仙台、東京、横浜、さいたま、千葉、静岡、大阪、京都、神戸、名古屋、広島、高松、福岡、那覇 |
管轄 | 法務省 |