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医療事務について
医療事務には国家資格や公的資格は無く、基本的に民間のスクールや団体が主催する講座に伴う修了認定資格という位置づけなので、必ずしも医療事務の仕事をすることに資格は必要ありません。
しかし、現場では即戦力の人材を求めているケースが多く、通信講座やスクール等で基礎知識を学び、認定資格を取得してから求職を行うというのが一般的になっているみたいです。
もちろん、就職には経験者が最も有利ですが、全くの未経験者よりも医療事務の知識のある資格保有者の方が、当然就職には有利となるわけです。
医療事務の主な仕事は、病院・クリニック・診療所・介護施設などの窓口での受付業務、会計作業や診療報酬明細書(レセプト)等の書類作成業務です。
そして、医療事務の資格には下記のような特徴があります。
・女性に非常に人気のある資格
・勤務時間や希望条件も比較的自由に選べる場合が多い
・結婚されてお子様のいらっしゃる女性の再就職や転職にも有利
・全国どこにでもある医療機関で働くのに役立つスキル
・高齢化が進む現在、来院者も年々増加し医療事務技能者のニーズも高い
・体力を使う仕事ではないので、長く安定した労働が可能
医療事務検定試験の種類について
医療事務の認定資格は、複数の団体や法人が主催しています。
主な医療事務資格試験を例に挙げてみると、
【医療事務認定実務者(R)試験】
医療事務認定実務者とは、医療事務の基礎知識やレセプト作成能力を証明する民間資格で、医療事務認定実務者(R)試験はその能力を認定する資格試験です。
2016年に創設された比較的新しい資格で、「NPO法人 全国医療福祉教育協会」が認定試験を実施しています。
尚、ユーキャンの受講生なら、受講期間中に実施される試験を自宅で受験することが可能です。
【診療報酬請求事務能力認定試験】
財団法人 日本医療保険事務協会が実施している試験で、国家資格ではありませんが厚生労働省が認可している国家認定試験なので、数ある関連資格試験の中では人気もあり保有していれば評価は高いです。
しかし、難易度がかなり高く合格率も低いと言われております。
【医療情報実務能力検定試験】
NPO法人 医療福祉情報実務能力協会が実施している試験で、検定試験合格者には特許庁に商標登録されている、"医療事務実務士"という称号が付与されます。
医療事務認定実務者(R)試験について
ユーキャンの医療事務講座「修了認定試験」に合格すれば、受講期限内に実施される試験の"在宅受験"の資格が得られます。
試験名 | 医療事務認定実務者(R)試験 ![]() |
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資格の種類 | 民間資格 |
受験資格 | 年齢、学歴、経歴等による制限はなく、誰でも受験可能 |
試験期日 | 年12回(毎月下旬) |
試験形態 | 会場受験と在宅受験 ※ユーキャンの講座の受講生にはもれなく、受講期間内に実施される試験の在宅受験の権利が与えられます。 |
試験内容 [学科試験] |
筆記(30問/マークシート) ・医療事務の基礎知識 ・医療機関における各種制度に関する知識 ・診療報酬請求に関する知識 |
試験内容 [実技試験] |
外来1症例(マークシート) 診療報酬明細書作成 |
試験時間 | 90分 |
合格基準 | 原則として、学科、実技それぞれ正答率6割以上 ※但し、問題の難易度等により変動する場合あり |
合格率 | 概ね60〜80% |
合格発表 | 試験実施後、3週間程度で合否発送 |
受験料 | ■一般受験(一般の方):5,000円(税込) ■団体受験(認定機関の通信受講生、および通学受講生の方):4,500円(税込) |
持ち込み | 参考書 、ノート等の資料、電卓 |
試験会場 | ・在宅試験:一般、及び認定機関の通信講座受講生 ・会場受験:授業・講座を実施している認定機関が設定する試験日に、学校/スクールの教室等で受験 ※会場受験は原則として、認定機関が開講している講座の受講生様が対象 |
主催団体 | 全国医療福祉教育協会 |
診療報酬請求事務能力認定試験について
試験名 | 診療報酬請求事務能力認定試験 |
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資格の種類 | 民間資格 |
受験資格 | 年齢、学歴、経歴等による制限はなく、誰でも受験可能 |
試験期日 | 年2回実施(7月・12月)/日曜日または祝日 |
試験科目 | 医科・歯科のいずれかの選択で、医科の選択になります |
試験内容 [学科試験] |
*試験場への診療報酬点数表、その他の資料の持ち込みは自由 ・医療保険制度等・公費負担医療制度の概要 ・保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識 ・診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識 ・医療用語及び医学・薬学の基礎知識 ・医療関係法規の基礎知識 ・介護保険制度の概要 |
試験内容 [実技試験] |
・診療報酬請求事務の実技 |
試験時間 | 学科試験・実技試験/3時間 |
受験料 | 7,500円 |
受験場所 | 札幌市/ 仙台市/さいたま市/千葉市/ 東京都/横浜市/新潟市/金沢市/静岡市/名古屋市/大阪府/岡山市/広島市/高松市/福岡市/熊本市/那覇市 |
主催団体 | 財団法人日本医療保険事務協会 |
医療情報実務能力検定試験について
試験名 | 医療情報実務能力検定試験 |
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資格の種類 | 民間資格 |
受験資格 | *1級 ・医療情報実務能力検定試験2級合格者(併願可能) *2級 ・なし |
試験期日 | *1級 例年3月・7月・12月 *2級 例年3月・7月・9月・12月 |
試験内容 [学科試験] |
*1級:(20問) ・医療保険制度、公費負担制度の総論 ・保険医療機関、療養担当規則の応用知識 ・診療報酬、薬科基準、材料価格基準の応用知識 ・医療用語及び医学・薬学の応用知識 ・医療法規の応用知識 *2級:(20問) ・医療保険制度、公費負担制度の概要 ・保険医療機関、療養担当規則の基礎知識 ・診療報酬、薬科基準、材料価格基準の基礎知識 ・医療用語及び医学/薬学の基礎知識 ・医療法規の基礎知識 |
試験内容 [実技試験] |
*1級 レセプト作成(入院カルテ3枚) *2級 レセプト作成(外来カルテ2枚・入院カルテ1枚) |
合格基準 | 実技試験I・IIおよび学科試験の各々の得点率が70%以上 |
合格発表 | 試験実施後約1ヵ月後 |
受験料 | 1級:8,500円
2級:7,500円 |
受験場所 | 在宅受験 |
主催団体 | NPO法人 医療福祉情報実務能力協会 |